【クールリングの捨てかた】何ゴミ?燃えるゴミ?正しい処分方法を解説
暑い季節に活躍するクールリング。
壊れたり、使わなくなったりして捨てようとすると、「燃えるゴミでいい?」「中の液体は出したほうがいい?」と迷うことがあります。
まずは、基本的な捨てかたを確認しておきましょう。
クールリングには、「アイスリング」「PCMリング」「冷感リング」「ネックリング」など、さまざまな呼び方があります。
この記事では、電気を使わない一般的なPCMタイプのクールリングを中心に、何ゴミとして捨てるのか、中身が漏れた場合はどうすればよいのかを解説します。
なお、USBなどで充電して使う電動ネッククーラーは別の製品です。
電池を内蔵しているものは、小型家電など自治体が指定する方法で処分してください。
クールリングは何ゴミ?

冷蔵庫や冷水などで冷やし、首に掛けて使う電気不要のクールリングには、PCM(相変化材料)を利用した製品が多くあります。
このタイプについては、燃えるごみとして回収している自治体があります。
ただし、これは全国共通のルールではありません。
家庭ごみの分別区分は、自治体の収集方法や処理施設などによって異なります。
そのため、「クールリングは必ず燃えるごみ」とは言い切れません。
実際に捨てるときは、お住まいの自治体のごみ分別表や分別検索を確認しましょう。
自治体のサイトで「クールリング」が見つからない場合は、
- アイスリング
- ネッククーラー
- 冷感リング
- ネックリング
- 保冷剤
などの名称でも検索してみてください。
それでも判断できない場合は、自治体のごみ担当窓口へ確認するのが確実です。
クールリングの捨てかた
一般的なクールリングなら、処分方法はそれほど複雑ではありません。
1.電池を使う製品ではないか確認する
まず、クールリング本体に充電端子や電源スイッチなどがないか確認します。
冷蔵庫や冷水などで冷やして使うリングであれば、一般的なPCMタイプと考えられます。
一方、USBなどで充電して使用するものは電動ネッククーラーです。
電池を内蔵した製品は、通常のクールリングと同じように捨てず、小型家電など自治体が指定する方法を確認してください。
それらの捨てかたについてはこの記事でも詳しく解説しています。

2.自治体の分別区分を確認する
次に、お住まいの自治体が指定する分別方法を確認します。
燃えるごみとして案内されている場合は、そのルールに従って出しましょう。
自治体によっては、同じような製品でも燃えないごみなど別の区分になる場合があります。
「似たようなものだから燃えるごみだろう」と自己判断するより、一度自治体の分別検索を確認しておくと安心です。
3.切らずにそのまま出す
クールリングを捨てるために、ハサミやカッターなどで切って中身を取り出す必要はありません。
破損していない場合は、リングのまま自治体が指定する方法で出しましょう。
正常な製品をわざわざ切ると、中身が漏れて手や床を汚す原因になります。
自治体から特別な指示がない限り、「中身と外装を分けるために切る」という作業はしなくて大丈夫です。
中身が漏れたクールリングはどうする?
長く使用していると、外装が破れて中身が漏れることがあります。
液漏れに気づいたら、まず使用を中止してください。
クールリングの中身や配合は製品によって異なります。
そのため、「どのクールリングでも中身は同じ」「すべて人体に無害」と一括して考えるのは避けましょう。
中身が漏れた場合は、
- 必要以上に素手で触らない
- 紙や布などで拭き取る
- 意図的に排水口へ流さない
- 商品の取扱説明書やメーカーの案内を確認する
といった対応をします。
処分方法が分からない場合は、メーカーや自治体へ確認してください。
特に、漏れた中身をそのまま洗面台やキッチンなどへ流すのは避けましょう。
ただ捨てるだけでも、安全意識は忘れないようにしましょう。

クールリングの中身「PCM」とは?

クールリングの中には、「PCM」と呼ばれる材料を利用した製品があります。
PCMは「Phase Change Material」の略で、日本語では「相変化材料」と呼ばれます。
一定の温度付近で固体から液体、液体から固体へ状態が変化するときに、熱を吸収・放出する性質があります。
たとえば28℃前後で固まるタイプであれば、冷蔵庫や冷水などでPCMが固まり、首に着けると徐々に溶けながら熱を吸収します。
これが、電気を使わなくてもクールリングが冷たく感じられる仕組みです。
ただし、PCMは特定の一つの物質を指す名前ではありません。製品によって使用されている材料や配合は異なります。
そのため、「PCMだから○○ごみ」と素材だけで判断するのではなく、その製品について自治体が指定する分別方法に従うことが基本です。
なぜ自治体によって捨てかたが違うの?
家庭ごみの分別方法は、全国で完全に統一されているわけではありません。
自治体ごとに使っている処理施設や収集方法が異なるため、同じような製品でも「燃えるごみ」「燃えないごみ」などの分別区分が変わることがあります。
クールリングについても同じです。
「燃えるごみに出したあと、実際にはどう処理されるの?」と気になった方は、こちらの記事でごみ処理のその先を紹介しています。
燃えるゴミは集められたあとどうなる?

まだ使えるクールリングなら捨てる前にもう一手
クールリングは、破損していなければ繰り返し使用できる製品も多くあります。
夏が終わって使わなくなっただけなら、汚れを落として保管しておけば、翌シーズンも使える可能性があります。
一方、
- 外装が破れている
- 中身が漏れている
- 大きく変形している
- メーカーが使用中止を案内するような異常がある
といった場合は、無理に使い続けず処分を検討しましょう。
「もう使わないけれど、まだ問題なく使える」という場合は、家族や知人へ譲るなど、捨てる以外の方法もあります。
買い替えるのであれば、価格だけでなく、
- 繰り返し使いやすいか
- サイズが合っているか
- 冷却温度
- 耐久性
- 子どもが使う場合のサイズや安全性
なども確認して選ぶと、長く使いやすくなります。
長く使いやすいクールリングの選び方

まとめ|クールリングは自治体の分別を確認して捨てよう
電気を使わない一般的なクールリングやアイスリングは、燃えるごみとして回収している自治体があります。
ただし、全国共通の分別方法ではありません。
実際に捨てるときは、お住まいの自治体のルールを確認しましょう。
また、捨てるためにクールリングを切って、中身を取り出す必要はありません。
破損していなければ、そのまま指定された方法で出すのが基本です。
充電して使う電動ネッククーラーは通常のクールリングとは別物なので、小型家電など自治体が指定する回収方法を確認してください。
クールリングを捨てるときは、
「電池式でないか確認する → 自治体の分別を調べる → 切らずに指定された方法で出す」
この3点を押さえておけば大丈夫です。
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