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【フライパンの捨てかた】金属ごみ?不燃?粗大ごみ?回収サービスも紹介

つまようじ
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使い込んで焦げつきが取れなくなったフライパン。

「もう寿命かな」と思っても、いざ捨てるとなると「これって何ゴミ?金属?粗大ごみ?」と少し迷います。

実はフライパンには、金属ごみとして処分する以外にもいくつかの選択肢があります。

この記事では、フライパンの適切な捨てかたや、材質ごとの注意点、さらに環境への配慮としてのリサイクルやサステナブルな選び方まで紹介します。

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フライパンは何ゴミ?基本の分別方法

基本は「金属ごみ」または「不燃ごみ」

多くの自治体では、フライパンは「金属ごみ」または「不燃ごみ」として扱われます。

自治体分別名出し方備考
東京都23区金属・陶器・ガラスごみ45L以内の袋、取っ手付きでも可30cm以上は粗大ごみ
大阪市小型金属類不燃ごみとして月2回取っ手の素材問わず可
京都市不燃ごみ月2回、透明・半透明袋30cm未満は不燃ごみ、30cm以上は粗大ごみ
名古屋市不燃ごみ月1回、指定袋で壊れていてもOK、取っ手付き可
横浜市小さな金属類週1回の小さな金属類回収50cm以上は粗大ごみ申込必要
札幌市燃やせないごみ週1回、透明袋で金属製品はすべて燃やせないごみ
福岡市不燃ごみ月2回、指定袋で30cm以上は粗大ごみ扱い

主要自治体の分別ルールを纏めてみるとこんな感じです。

それぞれ微妙にルールが異なるのがややこしいですね。

注意点

大型フライパンや鍋になると「粗大ごみ」として扱われるケースもあるため、事前に自治体のルールを確認してください。

素材に注目:コーティングや取っ手の素材はどう影響する?

テフロン加工・フッ素コートはそのままでOK?

最近のフライパンには、「テフロン加工」「ダイヤモンドコート」「セラミックコート」などの表面処理が施されています。

これらはプラスチックやセラミック系の薄膜素材ですが、金属ごみや不燃ごみとして問題なく出せることが一般的です。

ただし、リサイクル施設での資源再生という観点では、これらのコーティングは分離が困難なため、素材リサイクルは難しいとされています。

取っ手が別素材でもそのままで出せる?

ほとんどの自治体では、取っ手付きのまま金属ごみ・不燃ごみとして出すことが可能です。

ただし、取っ手が極端に大きい、木製や樹脂製で特殊加工されているなどの場合は、可能な範囲で取り外して別素材として分別することが推奨されている地域もあります。

店頭回収プログラムを活用しよう

フライパンを捨てるのではなく、買い替え時に引き取ってもらうという選択肢もあります。

グリーンパン(GreenPan)公式オンラインストア

「グリーンパン」は人や環境に影響を及ぼす有害な化学物質(PFAS)を一切使用しない、ことを掲げて2007年にベルギーで誕生した、セラミックコーティング調理器具のブランドです。

  • 対象品:メーカー・材質を問わず、不要になったフライパン
  • 回収方法:グリーンパン公式オンラインストアで商品購入時に「注文メモを追加」欄に「着払い伝票希望」と記入。商品到着時に同梱される着払い伝票を使用して不要なフライパンを返送。
  • 回収後の処理:回収されたフライパンは素材ごとに分別され、再資源化されます。
  • 詳細情報【グリーンパン】公式サイトはこちら

カインズ(CAINZ)店頭無料引取りサービス

対象品:カインズで購入した家電・日用品と同種の不要品(フライパン含む)

回収方法:カインズ店舗で対象商品を購入した際、不要なフライパンを持ち込むことで無料引取りが可能(レジで申し出が必要)。

条件:購入商品と同種であることが条件。購入時のレシート提示を求められる場合があります。

詳細情報カインズ公式サイト 無料引取りサービス

これらのプログラムを活用すれば、焼却や埋め立てではなく、資源として再活用される道も開けます。

買い替えを検討中の方は、回収プログラムを選択肢の一つとしてぜひご検討ください。

サステナブルな選択肢を考える

良いものを長く使う:鉄フライパン

数百円の安価なフライパンは手軽で便利ですが、寿命が短く、頻繁な買い替えが必要になることが少なくありません。

その都度ゴミが出てしまうだけでなく、製造から廃棄までの環境負荷も蓄積されます。

一方で、鉄製フライパンは、適切な手入れをすれば10年以上使うことが可能です。

使い込むほどに油がなじみ、調理性能が向上するというメリットもあります。

「育てる道具」として、長く付き合える一品です。

▶ おすすめ:長く使える鉄フライパン

リサイクルしやすい:取っ手の取れる or 単一素材のフライパン

素材の分別がしやすい構造も、サステナブルな視点では重要です。

たとえば、ティファールの取っ手が取れるシリーズは、金属本体とプラスチックの取っ手を簡単に分離できるため、リサイクル工程での負荷が軽減されます。

また、ステンレスや鉄など単一素材で作られたフライパンは、異素材混合がない分、素材リサイクルの効率が良くなります。

▶ おすすめ:取っ手が取れるフライパン

▶ おすすめ:オールステンレス製のフライパン

まとめ:フライパンの捨て方は一つじゃない

フライパンは多くの自治体で「金属ごみ」または「不燃ごみ」として処分でき、コーティングや取っ手がついていても問題ありません。

店頭回収プログラムを利用すれば、捨てずに資源として循環させることも可能です。

また、使い捨てではなく、長く使える質の良いフライパンを選ぶことが、環境に優しい選択になります。

「捨てる前に、もう一度考える」その一歩が、循環型社会への小さな貢献になります。

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つまようじ
首都圏在住の30代会社員。関西の田舎町出身。妻1人、子2人で家事に育児に奮闘中。ゴミについて気になったことを調べているうちに発信もしたいと思うようになり、手探りながらもサイト開設しました。ゆっくりサイトを育てていきたいと思います。よろしくお願いします。
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