【羽毛布団の捨てかた】「捨てる」よりも「再利用&リサイクル」がおすすめ!

「羽毛布団を捨てたいけど、どうすればいい?」
「高かったしゴミとして捨てるのがもったいない気がする…」
実は羽毛はリサイクル可能で、単純に捨てるよりも再利用やリサイクルする方が環境にも経済的にもメリットがあります。
本記事では、羽毛布団の最適な処分方法とリサイクルの選択肢を紹介します。


羽毛布団は捨てる前に「リペア」や「リサイクル」を検討!
羽毛布団はリサイクル可能な素材!

羽毛布団の中身である羽毛(ダウン)は、洗浄・再生加工することで品質が復活し、新しい羽毛布団やダウンジャケットに生まれ変わらせることも可能なサステナブルな素材です。
そのため、実はゴミとして焼却するのではなく再利用やリサイクルの選択肢が豊富であるということを知ってください。
羽毛布団のサステナビリティ
- 羽毛布団クリーニングで長持ちさせる
- リペアサービスで復活させる
- 羽毛リサイクル回収プログラムへ出す
- 中古市場で売る or 寄付する
これらの選択肢を検討した上で、最後の手段として自治体のルールに従い処分するという考え方がおすすめです。
羽毛布団クリーニングで長持ちさせる
クリーニングで新品同様に復活!

汚れやヘタリで「布団を買い替えようかな」と思っていても、クリーニングするだけでふわふわ感が復活し、使い心地が改善します。
羽毛布団クリーニングのメリット
- ダニ・カビ・汚れを徹底除去
- ふっくら仕上がり、保温性が回復
- 宅配サービスなら自宅から送るだけでOK
羽毛布団のクリーニングは宅配がおすすめ

羽毛布団は近所のクリーニング店に持ち込むのも良いですが、宅配クリーニングサービスの利用が断然おすすめです。
申し込みをすると、自宅に専用の配送キットが届くので、布団を梱包して送るだけ。
重くてかさばる布団を店舗まで持ち込む必要がなく、家にいながら手軽に依頼できます。
料金の目安は1枚あたり1万円強で、1〜2週間ほどでクリーニング済みのふかふか布団が戻ってきます。
季節の変わり目や長期保管前にリフレッシュするのにも最適で、衛生面も保たれ、買い替えよりもずっと経済的です。
おすすめの羽毛布団クリーニングサービスはこちら
リペアサービスで復活させる
リペアサービスでふかふか復活
クリーニングだけでは物足りない、へたりや保温性の低下が気になる羽毛布団には、羽毛布団リフォーム(打ち直し)サービスがおすすめです。
中の羽毛を取り出して洗浄・再充填し、足りない分は新しい羽毛を継ぎ足すことでふかふか感が復活!
料金は3万円程度〜で、申し込み後に届く専用梱包キットで発送するだけで2〜3週間ほどでリフォーム完了品が届きます。
買い替えよりもリーズナブルで、お気に入りの布団を無駄にせず、“良いものをより長く”使いたい方にぴったりのサービスです。
羽毛布団のリフォームサービスはこちら
クリーニング専門店しももとクリーニング
個別対応の羽毛布団リフォームも手がけており、洗浄+羽毛の補充+側生地交換で、ふかふか感をしっかり復活。
自然派志向で、肌にも環境にもやさしいサービスです。
昭和西川の羽毛布団リフォーム
創業450年の老舗寝具メーカーが提供する本格リフォーム。
熟練の技術で羽毛を蘇らせ、高品質な側生地で新品同様の仕上がりを実現します。
羽毛リサイクル回収プログラムへ出す
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羽毛布団はゴミとして捨てるだけでなく、資源として回収・再利用される仕組みが広がっています。
ここでは、代表的な羽毛回収プログラムをご紹介します。
寝具メーカーの回収プログラム(西川ストアなど)
大手寝具メーカーでは、羽毛布団の買い替え時に古くなった布団を引き取る回収プログラムを提供しています。
たとえば昭和西川や東京西川、イオンの寝具売り場など、新しい羽毛布団を購入する際に古い布団を回収し、適切に処理・再資源化してくれます。
中には下取り割引や特典付きのキャンペーンを行っている店舗もあり、お得に買い替えが可能です。
買い替えを検討している方は、まずメーカーや販売店の回収対応をチェックするのがおすすめです。
SUSTEB(サステブ)
SUSTEBは、一般社団法人サステナブルビジネス協議会が運営する羽毛製品の回収と再資源化を目的としたプロジェクトです。
不要になった羽毛布団やダウンジャケットなどを専用回収キットを通じて簡単に送付できる仕組みになっており、個人でも企業でも参加可能。
オンラインで申し込みをすれば、自宅にキットが届き、梱包・返送するだけで手続き完了です。
回収された羽毛は適切に洗浄・加工され、次の製品に活用されます。
手軽に羽毛資源を循環させる手段として注目されていおり、すでに20万枚以上の寝具を回収された実績もあるそうです。
ぜひ、下記リンクより公式HPを確認してみてください。

Green Down Project(グリーンダウンプロジェクト)
Green Down Projectは、国内のアパレルや寝具メーカーと連携して展開されている羽毛リサイクルの大規模プロジェクトです。
回収された羽毛製品(布団やダウンジャケットなど)は、専用施設で洗浄・選別され、再び高品質なダウン製品へと再生されます。
イオンモールや無印良品、ユニクロ、デサントなど、全国に展開するブランド店舗に回収ボックスが常設されており、誰でも無料で不要な羽毛製品を持ち込めるのが特徴。
環境意識の高まりとともに、企業と消費者が一体となって取り組む循環型社会のモデルケースとして注目されています。
お近くの店舗へ持ち込み可能という方は、こちらのサービスの方がリーズナブルで良いかもしれません。

最後の手段|自治体の回収へ
①粗大ゴミとして有料で捨てる

布団のような大型ゴミは一般的には粗大ゴミとして捨てることになります。
粗大ゴミとして出す手順(例:東京都23区)
- 粗大ゴミ受付センターに申し込み(オンライン or 電話)
- 処分手数料(400円〜1,000円)を支払う
- 指定日に回収場所へ出す
②可燃ゴミとして無料で捨てる

自治体によっては「1辺の長さが30cm未満(50cm未満)」や「指定ゴミ袋に入れば」という条件付きで、可燃ゴミとして処分可能なところもあります。
まとめ|羽毛布団は「捨てる」よりも「再利用&リサイクル」がおすすめ!
羽毛布団は単純に捨てるよりも、リサイクルやクリーニングで再利用する方がメリットが多いです。
ここで紹介したサービスを活用して、環境にも優しく、無駄なく羽毛布団を処分しましょう!