【Choice PC宅配回収】パソコンを自宅から手放す|リネット公式とAmazonの選び方
買い替え後の古いパソコンが、机の下やクローゼットに残ったままになっていないでしょうか。
データを消す必要があり、持ち込み先も調べなければならない。
デスクトップPCやモニターなら、運ぶだけでも負担になります。
そのようなときに検討できるのが、自宅まで集荷に来てもらえる宅配回収です。
この記事では、パソコン宅配回収の具体例としてリネットジャパンを取り上げ、公式サイトからの申込みとAmazonでも購入できる回収券、データ消去や安全上の注意点を整理します。
メーカー回収や自治体回収など、パソコンの処分方法を先に広く知りたい場合は、「パソコンの捨て方」記事をご覧ください。
まず結論|PC本体があるなら公式サイトを確認
パソコン本体を自宅から送りたい場合は、まずリネットジャパン公式サイトを確認してみましょう。
PC本体を含む回収は、1回につき1箱分の宅配回収料金が無料と案内されています。
自分でデータを消去できない場合は、有料の消去サービスや、Amazonのデータ消去付き回収券を選択することもできます。
PC以外の小型家電も多い場合は、Amazonの小型家電リサイクル券も候補になります。
一方で、まだ使えるPCは売却や譲渡、バッテリーに異常があるPCはメーカーや自治体への相談が先です。
なぜリネットジャパンを紹介するのか
パソコンの宅配回収サービスは、リネットジャパンだけではありません。
今回取り上げる理由は、古いPCや壊れたPCにも利用でき、自宅からの回収とデータ消去を一緒に検討できるためです。
一部の離島を除いて全国から利用でき、指定日時に佐川急便が集荷に来ます。
自作PCやHDDを取り外したPCも回収対象と案内されています。
「運びにくい」「壊れていて売れない」「データ消去が不安」といった、PCを手放しにくい理由に対応しやすいことが、選択肢として紹介する理由です。
環境省は、小型家電リサイクル法に基づく認定事業者と、それぞれの収集区域を公開しています。
この一覧には「リネットジャパンリサイクル株式会社」も掲載されています。
国の認定を受けていることは、回収品が小型家電リサイクル法に基づくルートへ渡されるかを判断する材料になります。
一方、国の認定事業者だから、すべての人に最適というわけではありません。
まだ使えるPCなら売却や譲渡、メーカーの回収窓口を利用しやすいPCならメーカー回収も選べます。
リネットジャパンは、複数ある出口のうち「自宅から回収ルートへ渡す方法」のひとつです。
▶︎PCリサイクルマークやメーカー回収との関係は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

公式サイトとAmazon、どこから申し込む?
リネットジャパンへ回収を依頼する入口は、大きく分けて2つです。
ひとつは公式サイトから直接申し込む方法。
もうひとつは、Amazonでリサイクル券を購入する方法です。
PC本体があるなら公式サイトから
パソコン本体がある場合は、公式サイトからの申込みが基本です。
規定内の箱に収まれば、複数台のPCや、液晶モニター、キーボード、マウスなどの対象品を同梱できます。
データを自分で消去できれば、回収費用を抑えやすい方法です。自分での消去が難しい場合は、申込み時に有料サービスを追加できます。
リネットジャパン公式サイトでは、次のように案内されています。
「パソコン本体を含む回収1回につき1箱の宅配回収料金が無料です。」
2026年8月確認時点の主な条件は、次のとおりです。
- 箱の上限:3辺合計140cm以内・20kg以内
- PCを含まない箱・2箱目以降:1箱1,848円(税込)
- おまかせ安全データ消去:1台3,498円(税込)
- CRT・ブラウン管モニター:1台4,268円(税込)
液晶モニターは、PC本体と同じ箱に入り、規定内に収まれば追加の処理料金なしで回収できると案内されています。
Amazonから回収券を購入する
実は、リネットジャパンのリサイクル券はAmazonでも購入できます。
普段からAmazonを利用している人には、いつもの買い物に近い流れで回収券を選べるため、取りかかりやすい方法です。
Amazonでは、主に次の2商品を比較できます。
| 回収券 | 主な内容 | 案内上の箱の上限 |
|---|---|---|
| 小型家電リサイクル券 | PCや対象小型家電の回収 | 3辺合計160cm・30kg以内 |
| データ消去付き回収券 | 回収、データ消去、証明書発行 | 3辺合計140cm・20kg以内 |
小型家電リサイクル券
パソコンや周辺機器のほか、対象となる小型家電を箱にまとめて送りたい場合に利用できます。
ただし、回収券自体にデータ消去が含まれているとは限りません。
PCを入れる場合は、自分でデータを消去するか、別途利用できるサービスを確認します。
また、PC本体があるなら、公式申込みの方が費用を抑えられる可能性があります。
Amazonで購入する前に比較しておきましょう。
データ消去付き回収券
起動しないPCや、自分で消去できたか不安なPCには、データ消去と証明書発行が付いた回収券があります。
消去対象となる台数や証明書の受け取り方は、購入する商品の条件を確認してください。
データ消去を依頼しても、必要なデータのバックアップや、Microsoft・Appleなどのアカウント整理まで代行されるわけではありません。
自分でできる準備は発送前に済ませます。
回収券利用者向けページでは、次のように案内されています。
「リサイクル券に記載のシリアルナンバーを入力して回収場所・希望日時を登録して下さい。」
また、購入後については「利用券購入後の返金・回収のキャンセルはできません」とされています。
送るものが対象か、箱の条件を満たせるか、データ消去が含まれているかを確認してから購入しましょう。
PC本体を含まず、小型家電を中心に送りたい場合は、こちらの記事で詳しく紹介します。

パソコンを送る前にデータを確認する
回収先が決まっても、そのまま箱へ入れるのは少し待ってください。
まず、残しておきたい写真や書類を、新しいPC、外付けストレージ、クラウドサービスなどへ移します。
MicrosoftアカウントやApple Account、ソフトウェアのライセンスも確認します。
USBメモリ、SDカード、DVDなどが残っていないかも見ておきましょう。
正常に操作できるPCは、OSやメーカーが案内する手順に沿って初期化・消去します。
壊れて起動しない場合や、自分で消去できたか不安な場合は、有料のデータ消去サービスを利用できます。
環境省のガイドラインでは、個人情報を含む機器について「あらかじめ機器内外の個人情報を削除してから排出することが望ましい」としています。
リネットジャパンでも、利用者自身での消去を基本とし、難しい場合に有料のデータ消去サービスを用意しています。
データが心配でも、HDDやSSDを自己流で壊すのは避けてください。
破片によるけがや、内部部品の破損につながる可能性があります。
▶︎詳しい準備は、こちらの記事で紹介しています。

申込みから回収までの流れ
起動できるか、データを消去できるか、バッテリーに異常がないかを確認します。
PC本体があるなら、まず公式サイトの無料条件を確認します。
Amazonを利用する場合は、データ消去の有無まで見て回収券を選びます。
バックアップやアカウントの確認を済ませ、規定内の段ボールへ入れます。箱の中でPCが動かないよう、緩衝材などですき間を埋めます。
公式申込みでは、指定日時に佐川急便が集荷に来ます。
Amazonの回収券では、購入後にシリアル番号を登録して日時を指定します。
データ消去を依頼した場合は、作業完了後にマイページなどで証明書を確認します。
バッテリーに異常があるPCは送らない
ノートPCは、梱包前にバッテリーの状態を確認してください。
- 本体が膨らんでいる
- ケースやキーボードが浮いている
- 水に濡れた
- 異常に熱くなる
- 焦げたようなにおいがする
といった場合は、そのまま宅配便で送ってはいけません。
輸送中に発煙・発火するおそれがあるため、メーカー、自治体、回収事業者へ状態を伝えて相談します。
取り外したバッテリー単体やモバイルバッテリーも、通常のPC宅配回収とは別に確認が必要です。
▶︎バッテリ類の捨てかたはこちら

▶︎精度の背景はこちらで解説しています

宅配回収以外が向く場合もある
比較的新しく正常に使えるPCは、売却や譲渡につなげられる可能性があります。
メーカーが分かり、PCリサイクルマークが付いている場合は、メーカー回収で新たな回収再資源化料金がかからないこともあります。
パソコン3R推進協会では、次のように案内しています。
「このマークの付いたパソコンは、廃棄する際に新たな料金をご負担いただくことなく、廃棄いただけます。」
ここでいう回収は、原則としてメーカーによる家庭向けPCの回収です。リネットジャパンの無料条件とは別の仕組みです。
自治体がパソコンを小型家電として回収しており、近くに持ち込み場所があるなら、その方法でも十分です。
▶︎小型家電回収ボックスの探しかたはこちら

なお、本記事で扱うサービスは家庭で使用したPCが対象です。
会社や店舗などで使用したPCは、法人向けの回収方法を確認してください。
周辺機器も一緒に確認しよう
パソコンを片付けると、マウス、キーボード、ケーブル、ACアダプターなども一緒に出てきます。
対象品で箱の条件内なら、PCと一緒に送れる場合があります。
ただし、ワイヤレス機器の乾電池は取り外し、外付けHDDやUSBメモリはデータを確認してください。
単品で手放す場合は、次の記事も参考にして下さい。



回収ルートへ渡すという選択
パソコンの中には、鉄、アルミ、銅、プラスチック、プリント基板など、さまざまな部品と素材が使われています。
家庭で無理に分解するのではなく、回収ルートへ渡すことで、専門施設で解体・選別され、利用できる資源が次のものづくりへつながります。
詳しい仕組みは、こちらの記事で紹介しています。

まだ使えるPCは売却や譲渡へ。
役目を終えたPCは、メーカー回収、自治体回収、宅配回収へ。
状態に合う入口を選ぶことが、無理のない手放し方につながります。
まとめ|自分に合う方法で手放そう
パソコンを持ち込みにくい場合は、自宅から送れる宅配回収が選択肢になります。
PC本体があるなら、まずはリネットジャパン公式サイトの無料条件を確認しましょう。
自分でデータを消去できない場合は、有料サービスやAmazonのデータ消去付き回収券を比較できます。
一方、まだ使えるPCは売却や譲渡、メーカー回収を利用しやすいPCはメーカー窓口、バッテリーに異常があるPCは事前相談が適しています。
費用、データ、安全性、PCの状態を見ながら、自分にとって無理のない手放し方を選んでください。
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