【キーボードの捨てかた】何ゴミ?粗大ゴミ?処分方法を解説
パソコンを買い替えたあと、使わなくなったキーボードだけ残っていませんか。
キーボードはパソコン周辺機器ですが、パソコン本体と同じ捨てかたになるとは限りません。
自治体によって、普通ごみ・燃えないごみ・小型家電回収・粗大ごみなど扱いが異なります。
さらにキーボードは横幅があるため、自治体が定めるサイズを超えると粗大ごみになる場合があるのも特徴です。
この記事では、家庭で使っていたパソコン用キーボードの捨てかたを解説します。
キーボードは何ゴミ?

パソコン用キーボードの分別方法は全国共通ではありません。
自治体によって、
- 普通ごみ
- 燃やすごみ
- 燃えないごみ
- 小型家電回収
- 粗大ごみ
など扱いが異なります。
実際の自治体例を見てみましょう。
- 大阪市
- パソコン用キーボードは小型家電リサイクルの宅配回収対象。リサイクル回収に出さない場合、最大の辺または径が30cm以下なら普通ごみ、30cmを超えるものは粗大ごみです。
- 横浜市
- パソコン周辺機器は素材によって扱いが異なり、プラスチック製は50cm未満なら燃やすごみ、50cm以上なら粗大ごみ。金属製は30cm未満なら小さな金属類、30cm以上なら粗大ごみです。
- 神戸市
- パソコン用キーボードは燃えないごみ。小型家電リサイクルボックスの利用も案内されています。
同じパソコン用キーボードでも、大阪市ではサイズによって普通ごみまたは粗大ごみ、横浜市では素材とサイズ、神戸市では燃えないごみと判断基準が違います。
つまり、
「キーボードはプラスチックだから燃えるごみ」
「電化製品だから燃えないごみ」

と見た目だけで決めることはできません。
お住まいの自治体のごみ分別検索で「キーボード」「パソコン周辺機器」などを確認しましょう。
粗大ごみになるかはキーボードのサイズを確認
キーボードを捨てるときに特に迷いやすいのが、
「これは粗大ごみ?」
という問題です。
キーボードは薄いものの横幅があるため、自治体の粗大ごみ基準に引っかかる場合があります。
たとえば大阪市では、最大の辺または径が30cmを超えるパソコン用キーボードは、通常のごみに出す場合は粗大ごみとなります。
一方、横浜市ではプラスチック製のパソコン周辺機器なら50cm未満は燃やすごみ、50cm以上で粗大ごみです。
このように、「30cmを超えたら全国どこでも粗大ごみ」というルールではありません。
キーボードの横幅を確認したうえで、自治体のサイズ基準と照らし合わせてください。
また、粗大ごみの基準を超えているからといって、捨てるためにキーボードを無理に折ったり分解したりする必要はありません。
自治体が指定する方法でそのまま処分しましょう。
「なぜ30cmや50cmといった基準があるの?」「粗大ごみとして出したものはその後どう処理される?」という疑問はこちらで詳しく解説しています。
▶︎粗大ごみのサイズ基準や処理のしくみを知る

有線・ワイヤレス・充電式で確認するポイントが違う
キーボードの大きさとあわせて確認したいのが、電池やバッテリーの有無です。
特にワイヤレスキーボードには、
- 乾電池を使うタイプ
- 充電式バッテリーを内蔵するタイプ
があります。
有線キーボード
USBケーブルなどでパソコンに接続する一般的な有線キーボードには、通常は乾電池や充電式バッテリーはありません。
自治体で分別とサイズを確認し、指定された方法で処分します。
捨てるためにキーキャップを外したり、ケーブルを切断したり、本体を分解したりする必要はありません。
乾電池式のワイヤレスキーボード
単3形や単4形などの乾電池を使うワイヤレスキーボードは、電池の扱いを確認します。
自治体から取り外すよう案内されている場合は、簡単に外せる乾電池を取り外して、
キーボード本体と乾電池をそれぞれ指定された方法で処分します。
乾電池の種類や自治体ごとの捨てかたはこちらで詳しく解説しています。
▶︎乾電池の正しい捨てかた

充電式のワイヤレスキーボード
USBなどで充電して使うワイヤレスキーボードには、リチウムイオン電池などの充電式バッテリーを内蔵しているものがあります。
このタイプは、バッテリーを取り出すためにキーボードを無理に分解しないでください。
神戸市も、充電式のワイヤレスキーボードについて、収集・処理時に強い力がかかると発煙・発火し、ごみ収集車や処理施設の火災につながるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
リチウムイオン電池などを内蔵したキーボードは、自治体によって通常のごみとは異なる回収方法を案内している場合があります。
無理に分解せず、お住まいの自治体で「充電式製品」「バッテリー内蔵製品」などの出し方を確認しましょう。
充電式バッテリーがごみ処理施設などで問題になる理由はこちらで詳しく解説しています。
▶︎充電式バッテリーを普通のごみに混ぜてはいけない理由

▶︎マウスも一緒に処分する場合はこちら

キーボードは小型家電回収に出せる場合もある

自治体によっては、キーボードを使用済み小型家電として回収しています。
ただし、キーボードで注意したいのが回収ボックスの投入口サイズです。
マウスやスマートフォンなら入る回収ボックスでも、横幅のあるフルサイズキーボードは入らない場合があります。
そのため、小型家電回収を利用するときは、
- キーボードが対象品目か
- 回収ボックスへ入るサイズか
- ボックス以外の拠点回収があるか
- 電池を外す必要があるか
- 充電式製品も対象か
を確認してください。
「小型家電だから、とりあえず回収ボックスへ持っていけばよい」とは限りません。
近くの小型家電回収場所の探し方や、回収対象を確認する方法はこちらで詳しくまとめています。
▶︎小型家電回収ボックスの対象品目や探し方

パソコンも処分するならキーボードを一緒に回収できる
キーボードだけを処分するなら、自治体のごみ収集や小型家電回収を利用するのが手軽です。
一方、
- 古いパソコン
- キーボード
- マウス
- ケーブル
などをまとめて整理したい場合は、PCと周辺機器を一緒に回収する方法もあります。
PC購入時に付属していたキーボードならメーカー回収も確認
家庭用パソコンには、メーカーによる回収・リサイクル制度があります。
パソコン3R推進協会では、パソコン購入時に同梱されていたキーボード・マウス・テンキー・コード類・スピーカーなどの付属品は、対象となるパソコンと一緒に出す場合に回収されると案内しています。
キーボード単体がPCリサイクル制度の対象になるわけではありません。
購入時にパソコンへ同梱されていたキーボードなどは、そのパソコンと一緒に回収へ出せる場合があります。
ただし、あとから単独で購入したキーボードなどは「購入時の標準付属品」とは限りません。
利用するメーカーの回収条件を確認してください。
PCと周辺機器をまとめるなら宅配回収も便利
購入時の付属品かどうかにかかわらず、
「古いPCと机まわりの小型家電を一気に片付けたい」
という場合は、宅配回収も選択肢になります。
パソコンの宅配回収サービスでは、PC本体と一緒にキーボード・マウス・ケーブルなどの周辺機器を同じ箱に入れて回収できるものがあります。
たとえばリネットジャパンでは、パソコンと一緒にキーボードやマウスなどの周辺機器も回収できます。
パソコン本体を含む場合は、規定サイズ・重量内の1箱分について回収料金が無料になるため、
PC+キーボード+マウス+ケーブルをまとめて整理したい

というケースでは使いやすい方法です。
一方、キーボードだけを宅配回収へ出す場合は有料となるため、自治体で処分できるならその方がシンプルでしょう。
つまり、
- キーボード単体なら自治体。
- PC購入時の付属品ならメーカー回収も確認。
- PCと周辺機器をまとめるなら宅配回収も選択肢。
と考えると、自分に合った方法を選びやすくなります。
宅配回収の料金や箱の条件、どんな周辺機器を一緒に送れるのかはこちらの記事で詳しく整理しています。
▶︎パソコンと周辺機器をまとめて宅配回収する方法

パソコン本体の回収方法やPCリサイクルマーク、データ消去についてはこちら。
▶︎家庭用パソコンの捨てかた・回収方法

回収されたキーボードはどうなる?

小型家電として回収されたキーボードには、プラスチックだけでなく、基板やケーブル、金属部品などさまざまな素材が含まれています。
回収された小型家電は、分解・破砕・選別などを経て、含まれる金属などが資源として回収されます。
キーボードを家庭で素材ごとに分解する必要はありません。
大切なのは、自治体などが用意している適切な回収ルートへ、そのまま引き渡すことです。
小型家電回収のあとに何が行われているのかはこちらの記事で詳しく紹介しています。
▶︎小型家電は回収されたあとどうなる?

まとめ|キーボードはサイズ・電池・自治体ルールを確認しよう
パソコン用キーボードの捨てかたは全国共通ではありません。
自治体によって普通ごみ、燃やすごみ、燃えないごみ、小型家電回収、粗大ごみなど扱いが異なります。
特にキーボードは横幅があるため、
自治体の分別を確認する → サイズを確認する → 電池・バッテリーを確認する
という順番で考えると迷いにくくなります。
乾電池式なら取り外せる電池の扱いを確認し、充電式なら内蔵バッテリーを無理に分解しないようにしましょう。
また、パソコン本体も一緒に処分する場合は、メーカー回収や宅配回収を利用して、キーボード・マウス・ケーブルなどをまとめて手放せる場合があります。
キーボードだけなら自治体、PCもあるならまとめて回収。
手元にあるものを確認して、自分に合った方法を選びましょう。
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